【ジムチャレンジ使用構築】最終46位(レート1728) 上振れろ!ETERNAL VITALS!

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【前語り】

皆様、ごきげんよう。がらしゃ(Twitter:@GARASHA_POKE)と申します。
公式大会で一定の結果を残すことができましたので、記念に記事を書こうと思います。


【戦績】

27勝10敗 レート1728 最終順位46位

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【大会概要】

公式大会「ジムチャレンジ」は、ポケットモンスター ソード・シールドに登場するジムリーダーが使用するポケモンのみ使用可能


【構築経緯】

ジムリーダーが使用するポケモンのみ使用可能というルールのため、そもそも使える種族が少なく、タイプに偏りがあるのに加えて、DLC(鎧・冠)解禁前のポケモンのみという大会であることから、剣盾初期の環境と酷似していることに着眼した。
誰が何を言おうとミミッキュが最強のルールなので、必然的に環境が対面構築に寄るだろうと考え、以前レート2000を達成したときの「対面処理+後攻のしっぽトリック+ダイマックスエース」及び「初手ダイマックス+気合いの襷+ミミッキュ」を軸に構築を組み始めた。
剣盾初期に暴れていたトゲキッスダイマックスエースとして採用。コンセプトである後攻のしっぽトリックをするためにオーロンゲ、詰めにもエースにもなれるミミッキュを添えた。
残りの枠は環境メタになり、対面で強いポケモンを採用しようと考え、氷地面の範囲が優秀で詰め筋にもなれるガラルヒヒダルマダイマックスエースであるラプラストゲキッスに強いバンギラス、鋼ドラゴンの優秀な範囲と起点作成ができるジュラルドンを採用し、構築が完成した。


【個体紹介】

トゲキッス

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調整意図

H 16n-1
C 余り
S 準速

ミミッキュ

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バンギラス

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調整意図

A 余り
D 余り(Aに振るつもりが間違えて振られていた)
S 無振り70族抜き(主に速いラプラス意識)

ジュラルドン

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オーロンゲ

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ガラルヒヒダルマ

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【選出&解説】

トゲキッス

環境の多くは天の恵みでの採用であったが、ダイマックス前提なので上振れを狙える強運+ピントレンズで採用。
タイプの偏りから本来トゲキッスが覚えているフェアリー技と炎技を切り、トゲキッス受けとして採用されそうなストリンダーとバンギラスに対しての有効打として、波動弾とサイコショックを入れた。
有利対面で悪巧みを積めてしまえば、急所を加味すると誰も止められない。
壁構築や要塞型マホイップも急所で破壊する。
鉢巻ヒヒダルマの氷柱落としは耐えることができないので、ヒヒダルマがいた際には初手では投げなかった。

ミミッキュ

言わずもがな対面構築の鬼。
ミラーが頻発すると考え、最速で採用。調整・技構成ともに一般的な命の珠ミミッキュである。
環境的にダイホロウの通りも良く、期待通りの活躍をしてくれた。
当てれば勝ちという試合で5試合くらいじゃれつくを外して負けた点を除けば完璧だった。最終日深夜にミミッキュ○すぞとツイートしたのはここだけの話(笑)

バンギラス

構築の役割としては、トゲキッスラプラス受けとしての採用だが、数値も高く、完全に受けにするのには勿体無いと感じたため龍の舞型で採用。
ドヒドイデに対しての打点、また自身の特防を上げるダイアースの媒体となる地震ラプラスのキョダイセンリツやオーロンゲの壁展開を阻止するために瓦割りを採用。岩技に関しては、ストーンエッジとロックブラストで迷ったが、安定した火力が出ることと急所で威嚇ウインディの突破に役立ちそうなストーンエッジを採用した。
ルチャブルヒヒダルマが蔓延しており、選出率はあまり高くなかったが、出した試合はしっかりと仕事をこなしてくれた。
初手でラプラスと対面した場合は必ず龍の舞から入るようにしていた。理由としては、ラプラスが弱点保険を持っていた場合やこちらのバンギラスの弱点保険を警戒した場合、相手はキョダイセンリツから打たざるを得ないからである。
龍の舞→ダイアース→弱点保険発動→ダイロックで相手の構築は崩壊する。

ジュラルドン

このルールでは鋼技とドラゴン技の両方を半減以下で受けることができるポケモンは存在しなかったので、事前考察の段階ではダイマックスエースとして注目されていた。私もエース運用を考えていたが、持ち物に悩んだので、直前で起点作成型に変更した。
正直裏のMVPと言っても過言ではなかった。調整を考えようと思ったが、面倒になりCS極振り。
地味に高い素早さと地味に高い火力で対面適正がそこそこ高いと感じた。
やることが決まっているので、裏のMVPと言っておきながら書くことは少ない(笑) このルールならではのポケモンが使えて良かったと思っている。

オーロンゲ

自慢の技構成。
レート2000を達成した際には身代わりの枠がリフレクターであったが、その意図はダイマックス相手に少しでも生き延びて、相手のダイマックスターンを枯らすというものであった。
「それなら先制身代わりでいいのでは?」という解答に辿り着き、ダイマックスターンを全て枯らしてから後攻のしっぽを押し付けるという理論上最強の嫌がらせ型オーロンゲが爆誕した。
ジュラルドンがあまりにも優秀であったため、選出機会はあまり多くはなかったが、ガチで最強だった。ダイマックスが虚しく枯れる相手を見ているとあまりにも滑稽だった(笑)

ガラルヒヒダルマ

一般的なスカーフ型。
技構成は諸説あるが、氷柱落としと地震があれば役には立つのであまり気にならなかった。
ミラーの同速勝負が頻発すると思っていたが、実際は1度もなかったので心穏やかだった。
普段からあまり使っていないので、信頼が薄いという理由により、恐らく選出率は最下位。

基本選出

ジュラルドン+トゲキッス+ミミッキュ
ジュラルドン+オーロンゲ+トゲキッス

【後語り】

長くなりましたが、最後までお読みいただき大変感謝しております。
これまで参加した公式大会の中では最高の順位でしたが、開幕10連勝(無傷で1654まで到達)したこと、37戦しか潜っていないことを考えるとまだまだ上を目指せたんじゃないかって思います。
最終日に45戦を消費しようと考えていたのですが、最終日に終電を逃すという失態を犯してしまったため、深夜3時からしか潜れず、後味が悪くなってしまいました。反省します。
練習会等には参加していませんが、事前考察はある程度できていたので、その点は良かったと思います。
次回の公式大会では反省しないことを目標に頑張りたいと思います。
これからも公式大会やランクマッチの記事を定期的に書いていこうと思いますので、良ければ冒頭に記載したTwitterのフォローをよろしくお願いします!

【Special Thanks】

約11キロの家路と10連勝の間通話に付き合ってくれたレインくん